学校、会社、友人の数と悩みについて

子育て

今回は友人関係と人数について書いていきたいと思います。まず、「あなたは何人友人がいますか?」もしくは「親友と呼べる友人は何人いますか?」と質問させていただきます。心理テストとかではないので、気軽に思い浮かべてこれから書いていく内容を読んでいただければと思います。

用語説明

今回の記事は内容は簡単なのですが、用語が少しわかりづらいので最初に説明と考察させていただきます。

Gemeinschaft(ゲマインシャフト)とGesellchaft(ゲゼルシャフト)

このゲマインシャフトとゲゼルシャフトはドイツの社会学者テンニース氏が共同体における社会進化論として提唱したものです。


ゲマインシャフト(共同社会)
自然な「本質意志」にもとづき、結合を本質とする基礎的集団。家族・友人仲間・近隣などを例とし、成員は感情的・全人格的に融合する。前近代的な社会類型。ゲゼルシャフト(利益社会)の対概念[1]

wikipedia


ゲゼルシャフト(利益社会)
人為的な「選択意志」にもとづき、分離を本質とする機能的集団。企業・大都市などを例とし、利害・打算で行為する。近代的な社会類型。ゲマインシャフト(共同社会)の対概念[2]

wkipedeia


人間社会が近代化すると共に、地縁や血縁、友情で深く結びついた自然発生的なゲマインシャフトGemeinschaft、共同体組織[1])とは別に、利益や機能を第一に追求するゲゼルシャフトGesellschaft、機能体組織[1]、利益社会)が人為的に形成されていくと考えた。

wikipedia

としています。今回の記事で使う内容としてすごく簡単にかつ簡潔に説明させていただくとすると・・・

ゲマインシャフトー親友や本当に仲の良い友人、利害関係なく付き合う事の出来る人達

ゲゼルシャフトー普通の友人、利害関係が無い限り付き合う事のない人達

です。簡単にしすぎかもしれませんが、これくらいのニュアンスで受け取って下さい。

ダンパー数


ロビン・イアン・マクドナルド・ダンバー(Robin Ian MacDonald Dunbar 1947年6月28日)[1] [2]はイギリスの人類学者、進化生物学者。専門は霊長類の行動。彼はダンバー数の定式化でよく知られている。人間にとって、平均約150人(100-230人)が「それぞれと安定した関係を維持できる個体数の認知的上限」であると述べている[3]

Wikipedia

これも簡単にすると人の友人関係は平均150人までしか作る事が出来ませんよ、と言う事です。

ロサダ比

アメリカの心理学者マーシャル・ロサダ氏が研究によって導きだした比率の事で別名「ロサダライン」とも言われています。この比率は”ポジティブ:ネガティブ”の比率で、対人関係の中で使われている比率を数値化したものです。

簡単に説明出来ているかは定かではありませんが、会話や仕事関係の中で”はい”と”いいえ”をどの程度使っているか、相手の遊びやデートの誘いに対しどの程度”はい””いいえ”を使っているかによって人間関係の数値化をする比率だとお考え下さい。筆者は勝手ながら「YesNo比率」と解釈しています。(覚えやすいから)

このロサダ比(ロサダライン)では統計比率として

親友3:1   恋人5:1   なあなあ(どうでもいい人)13:1

となっています。意外ではありますが、どうでもいい人間関係の方が”Yes”の比率が多いんですね。友人関係ではありませんが、恋に悩んでいる人は意中のお相手に対して”はい”の対応しかしていませんか?そこを5:1に代えてみると進展するかも・・・と言う使い方もできますよね。会社関係でも仲良くなりたくないから関わりを持たないように適当に”はいはい”と仕事をする、これもロサダ比として考えれますよね。

用語まとめ

  • ゲマインシャフトー親友
  • ゲゼルシャフトー親友以外
  • ダンパー数ー友人の上限数
  • ロサダ比ー友人との”はい””いいえ”の比率

以上の用語説明をしてきました。解釈は人それぞれ違いますし、用語本来の意味合いとしてはすごく難しいと思いますが上記のように軽く理解していただければと思います。

人間関係の悩みとそれについての考察

ここからが本題です。説明してきました用語が人間関係にどのように影響してくるのか?それらについて考察していきます。人それぞれ悩みは違いますが、例として悩みを書き出します。

  • 友達が出来ない
  • 新生活に当たり友人関係を構築出来るかが不安
  • イジメや引きこもり(友人関係のもつれ)
  • 友好関係が少ない(もっと友人を増やしたい)

内容を掘り下げればもっとたくさん出てきてしまいますが、今回は例としてこの4つを挙げさせていただきました。

今回の考察については一つ一つの質問に答えるのではなく、「友人関係もしくは友好関係(人間関係)とは?」というおおきなくくりでの考察になります。

考察内容 ①友人の数

皆さんは友人の人数は何人いますか?5人?15人?100人?もしくはFacebookの繋がりで3000人?友人の定義を解き始めると元も子もないので今回は割愛させていただくとして、今この記事を読んでいる方もしくはお子さんや悩みを抱えている友達は「友人の数」だけをみてはいませんか?

ダンパー数がしめすように良好な友好関係を気付ける人数は平均150人となっています。なので無理に友人の数を増やしても全く意味のない(顔見知り程度の)数を増やしても人生にとって価値ある人間関係の構築にはならないと私は思います。

さらに興味深い数字としてはゲマインシャフトは1~5人ゲゼルシャフトはそれ以外と出ているんです。これはいわゆる親友と呼べる人数は1~5人までしかいないというものです。

ダンパー数のうちゲマインシャフトは最大5人、それ以外はゲゼルシャフトとなります。これはつまり本当に仲の良い親友というものは人生で5人までしか作れないという事です。一生涯を通して5人しか作れないのですから、人生(80年と過程)のうち小ー中ー高(-大)の12年(16年)ですら出会える可能性は低いとも言えます。

ですので、悩みの視点を変えてみるとあなたの悩みは解決に導かれるかもしれません。

例として・・・「友人が出来ない」「友人が多くない」→「友人に値する人が周りにはいない」

とするともう悩みは解決しているように思えませんか?

もしくは別の意見として、ロサダ比を使うということも出来ます。

ロサダ比で示されているように親友関係は3:1 恋人関係5:1 どうでもいい人13:1

この法則を自身の友好関係に当てはめた時あなたの友好関係の数値を目で見る事ができます。もしくは本当に仲良くなりたい相手に対してはしっかりと自分の意見を伝える事が重要だとも取れます。Noの比率を増やす事で相手との信頼関係を構築することで今ある友好関係をよりよいものにする事が可能になるかもしれません。

考察内容 ②悩みについて

ここからは考察と言うよりも私の持論になってしまいますが、誰かの役に立つかもしれないので書かせていただきます。

例;友人が少ない,友人が出来ない

友人が少ないと悩んでいる方は多いと思いますが、上に書いたように人生においてのゲマインシャフトの数は最大で5人なので無理に友好関係を作ってもゲゼルシャフトが増えていくだけなのです。それならば、今現在ご自分のゲマインシャフトに値する友人を生涯を通しての友人として関係をより深めていく方が素晴らしいと私は考えます。

友好関係の広い方々を非難するわけではありませんが、その沢山いる友人の中でゲゼルシャフトではなくゲマインシャフトは何人いるのか?もし命の危機に瀕した時無償で手を差し伸べてくれる友人が何人いるのか?と質問をしたいですね。友好関係が広い事は悪い事ではありませんが、決して自慢出来る事でもないと思いますので、友人が少ないと悩んでいる方がいましたら是非この記事を読んで本当の友好関係を築き上げていただきたいものです。

例;イジメ,新生活で友人が出来るか不安

これらの悩みに対しても回答としてはほぼ同じが言い方を変えると・・・

学校やクラスという同年代の地域限定で集められただけの閉鎖空間でゲマインシャフトを見つける事自体が難しいのでお子さんなどで悩んでいる方がいましたら、現状のコミュニティではなく人それぞれにあったコミュニティを探したりするのはいかがでしょう?

まとめ

色々と例をあげて書いてきましたが、結局のところ言いたい事というのは・・・

友好関係は量ではなく、質が大切であるという事。自分なりのゲマインシャフトを見つける事が大切です。誰かと比べずご自分の人生ですので、本当の意味で豊な友好関係を築き豊な人生を歩みましょう。

子育て話題雑学
スポンサーリンク
scammetaをフォローする
scammeta

コメント